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妊娠前にしておけばよかったことランキング

妊娠前にしておけばよかったこと

「妊娠前にしておけばよかった」「しておいてよかった」と感じたことをまとめました。

1歳のときの育児日記にも書いたのですが、私自身は子どもを持つことに対してあまり意欲的でなく、周囲に妊婦さんもいなかったため、妊娠に関してほとんど知識がありませんでした。

そのため、妊娠が判明したときにはかなり焦り、「食べちゃいけないものとかあったっけ?生まれてくる子に何かあったらどうしよう」と不安になりました。

近く妊娠を予定されている方も、そうでない方も、知識はあるに越したことはないと思います。

私の体験談と、出産後に知った情報をまとめました。

妊娠後にやっておいてよかったことは、こちらの記事です。

出産前にしておくことリスト~やっておけばよかったこと100~

1位 葉酸(ビタミンB9)の摂取

ホウレンソウには葉酸が含まれる

葉酸はビタミンの一種で、ほうれん草、アボカド、レバー、枝豆などに多く含まれる栄養素。
通常時の所要量は2.4mgですが、妊婦さんであれば1日4mgが必要とされています。(所要量は母子手帳副読本より。)

これをたまごクラブで読んだ当初は、「またまた~、サプリか何か買わせようとしているのかな?(笑)」なんて思っていましたが・・・。

母子手帳にも、「神経管閉鎖障害の発生を減らすためには、妊娠前から妊娠初期の葉酸の摂取が重要」と書いてあり、厚生労働省も摂取を推奨しているんです。

神経管閉鎖障害とは、どういうものなのでしょうか? 母子手帳の副読本にはこう書かれています。

神経管閉鎖障害とは、妊娠初期に脳や脊髄のもととなる神経管と呼ばれる部分がうまく形成されないことによって起こる神経の障害です。葉酸不足のほか、遺伝要因などを含めた多くの因子が複合して発症するものです。

母子手帳副読本より引用

神経管閉鎖障害が起こるのは妊娠4~5週ですので、妊娠にはまだ気づいていない時期です。

私は妊娠についてあまりに無知で、「葉酸」なんて耳にしたことすらありませんでした。

さらに、妊娠4~5週にあたる時期には、ちょうど新婚旅行で海外にいたため、ほとんど野菜を食べられていませんでした。そのため妊娠判明後、「葉酸不足で障害が起こる可能性がある」と知り、かなりショックでした。(出産してみると、障害はなくて一安心したのですが・・・)

もっと早くから妊娠に関する知識をつけ、葉酸サプリなどを意識して摂取すればよかったと感じています。

(ただし、母子手帳に「サプリメントもありますが、とりすぎには注意が必要です」ともあり、サプリメントに頼ればいいというものでもないようです。まずは食生活に気を付けることが優先だと思います。)

2位 花粉症の手術

花粉症がひどい人は、花粉症のレーザー手術を妊娠前に検討。花粉症の薬は妊娠中は服用NGのものが多く、花粉症で辛くてもそのまま我慢するしかない場合もあります。

3位 近所の産婦人科のリサーチ

産婦人科待合室

近隣の産婦人科の評判や、出産費用のリサーチ。

妊娠かな?と思って産婦人科にかかった場合、そのまま次の妊婦健診の予定を入れられてしまいます。

途中で他の病院にうつろうとすると紹介状が必要となり、お金も手間もかかりました。

妊娠前から近所の人や経験者の評判を聞いて、産婦人科の目星をつけておいてから、妊娠検査に行かれることをおすすめします。

産院選びに失敗して転院した私の体験記はこちら。

出産する産婦人科の選び方~転院した私の体験談~

初回の妊娠検査の費用と節約方法についてはこちらでまとめています。

妊娠したら初回の受診費用はいくらかかる?節約のコツを公開!

4位 人間ドック

人間ドック

35歳を過ぎているなら、人間ドックを。

妊娠中と授乳中は人間ドックが受けられません。(X線検査とマンモグラフィーができないため断られます。)

妊娠から卒乳までは約2年。私の場合、第一子卒乳後は妊娠を希望していたため、人間ドックは受けられず・・・。第一子妊娠から第二子卒乳まで5年かかりました。

この間に35歳を超え、ずっと「人間ドック行かなきゃな~」と思い続けていました。

5位 風疹ワクチンの接種

妊婦が風疹にかかると、赤ちゃんに難聴、心臓病、白内障が発生する可能性が高くなります。(先天性風疹症候群と呼ばれ、2012年、2019年に社会問題にもなりました。)

予防するには、母親がワクチンを接種するしかないのですが、妊婦は風疹ワクチンを接種できません。

子どもの頃に風疹ワクチンを接種しているはずなのですが、免疫が十分でない人もいるそうです。妊娠前に、自分の母子手帳で接種履歴のチェックをし、または血液検査をして、足りない場合は接種するのがよいと思います。

また、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性は、風疹の予防接種を子どものときに受けていません。旦那さんが風疹にかかって家庭に持ち込むというケースもあるようです。2022年3月31日までは各自治体で無料接種できる体制になっていますので、旦那さんの接種歴もチェックし、必要に応じて接種するのがおすすめです。

うちの夫はこの年齢にあたりますが、第一子出産後、自治体の補助が始まった時期に風疹ワクチンを接種しました。

MEMO
出産前に出席したワクチンのセミナーでは、国立感染症研究所のワクチン研究者のお医者さんは「わからなければ、とりあえず接種してしまえばよい」とおっしゃっていました。
 
子どもの頃に打っていても免疫が十分でない人もいるそうです。また、免疫ができている人が重複して打ったとしても問題はないということでした。

6位 新婚旅行

飛行機からの眺め

わが家の場合、なかなか夫が仕事を休めず、結婚した翌年にやっと新婚旅行に行きました。
(その時、実は妊娠5週目だったのですが、気づいていませんでした。判明後すごく怖くなりました。)

赤ちゃんが生まれてからも、海外旅行はハードルが高いですし、行ける場所も楽しみ方も限られ、赤ちゃん中心の旅になってしまいます。

>>1歳児連れ台湾旅行記
>>0歳児+2歳児連れ台湾旅行記

夫婦二人の思い出がたくさんできましたので、新婚旅行は行っておいてよかったです。

7位 医療保険の加入

妊娠すると、医療保険に入れなくなります。正確には、入れるのですが、その妊娠については保険金支払の対象にならないのが原則です。

医療保険に加入しても、普通に出産した場合は医療保険の対象外なのですが、切迫早産や帝王切開などの可能性があります。

私は産後にFP資格をとり、知識をつけた結果「医療保険が絶対に必要」とは考えなくなりましたが、価値観によっては加入しておくという選択もあると思います。

詳しくはこちらの記事でご説明しています。

妊娠したらは医療保険は必要?~妊婦が損しない医療保険の入り方とは~

例外的に妊婦さんでも入れる医療保険もあります! こちらにまとめています。

妊娠中(妊婦さん)でも入れる医療保険はこの4つ!

8位 貯金

貯金はしておいてよかったです。でも、「もっとしておけばよかった」と思っています。

実は、出産自体にはさほどお金はかかりません。妊婦検診には補助券がありますし、出産には42万円の出産育児一時金があります。

安い病院を選べば、42万円におさまってしまい、自己負担なしで出産できる可能性もあります。

私の場合は、出産費用の高い東京だったということもあり、妊婦検診で10万円、出産に23万円の自己負担が発生しました。

妊婦健診でかかる費用~補助があっても10万円!~ 帝王切開でかかったお金~出産費用の明細を公開~

でもびっくりしたのは出産後。ワクチンにはけっこうお金がかかるんです。

ワクチン(予防接種)費用はいくらかかる?~生後1年で3万円~

さらに大きいのは教育費! 妊娠するまで、子供の大学までの教育費をリアルに計算したことはありませんでした。

特に、わが家の場合は夫が40代ですので、子供の大学卒業と前後して定年が来ます。

教育費用を準備しつつ、老後費用も貯めなければいけないと考えると、夫婦二人の生活のうちに、もっと多く貯めておけばよかったと感じました。

学資保険250万円で足りる?足りない?~大学の学費を計算してみた~

9位 つわりに効く薬があると知っておくこと

注射イメージ

妊婦さんの中には、妊娠に気づくより早く、つわりによる体調不良が始まる方もいらっしゃると思います。

「つわりは病気ではない」とよく言われますが、つわりに効く薬もちゃんとあるんです!

私は、数日間まともに食べられず、身動きできないほどのつわりを体験したのですが、産婦人科で注射を打ってもらったらすっと楽になり、多少は食べられるようになりました。

つわりが辛すぎるときは、産婦人科で対処してもらえる場合もあることは知っておいてよいと思います。

MEMO
私が注射されたのは、「タチオン注200mg」という薬でした。肝臓の機能を助ける成分が入っており、副作用は少ないと説明を受けました。保険診療で1,000円未満の支払でした。
 
妊婦検診を扱う産婦人科なら、ごく一般的な注射のようですので、「つわりに効く注射があるか」と問い合わせてから産婦人科に行ってみてください。

番外 不妊治療前に生命保険・医療保険の加入

不妊治療をお考えの方は、不妊治療開始前に生命保険・医療保険に加入されるようおすすめします。

保険加入時には、健康状態の告知(現在治療中の病気があるか、など)をしなければいけませんが、不妊治療はこの告知事項に含まれます。

不妊治療開始後は、保険に加入できなかったり、子宮に関する病気は不担保(保険金がおりない)となってしまったりします。

まとめ

どれも、親戚に妊婦さんがいたり、職場で妊婦さんがいたりすれば、自然と耳に入ってくる情報なのだと思います。

私の場合は、周りに最近出産した人がまったくおらず、会社勤めをしていた時は妊娠なんてまだまだ先の話と思って、妊娠した先輩から話を聞いていませんでした。

妊娠してあわてて情報収集しましたが、もっと早いうちから知っておけばよかったと思うことばかりです。

妊娠後、出産までにやっておいてよかったことはこちらにまとめています。よろしければどうぞ。

出産前にしておくことリスト~やっておけばよかったこと100~

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