妊婦雑誌を見ると、生協の広告がよく載っていますよね。
「出産したら生協」みたいなイメージで押してくるので、「え?そこまでどうして必要なの?」と出産前には思っていましたが、使ってみたらやっぱり便利でした。
ネットスーパーのある時代ですが、生協が品ぞろえも使いやすさも圧倒的。
赤ちゃん向け商品、離乳食向けの食材がとくに豊富です。
じつは「生協」といってもひとつではなく、東京近辺なら四つもの生協が使えます。多くの生協で赤ちゃん割引がありますが、どこに加入するのが一番お得なのか、調べてみました。
もくじ
生協手数料って無料になるの? 生協ごとのランキング
生協は、以前はグループ購入が原則でした。近所の数軒のお宅がまとまって共同購入の班を作り、まとめて配達してもらいます。
ただ、生協の来る時間に待機したり、ご近所のお宅に一時保管してもらって取りに行ったりというのは気づまりですね。
そのため、最近は、一家庭ごとに個別配送してもらうのが主流になっています。この場合、本来は個別配送のための手数料がかかるのですが、妊婦や赤ちゃんがいる場合には、手数料が割引、または無料になる制度があります。
でも、よく調べていくと、手数料ゼロ期間は生協により異なります。お得に利用するため、まとめてみました。
(2019.7時点の東京・千葉・埼玉地域の情報です。)
1位 コープデリの妊婦・ベビー特典割引制度
国内最大規模の生協。加入世帯335万世帯。利用者が多いだけあって、ベビー特典の面でも優遇が大きいです。
コープみらい(配送地域:東京、千葉、埼玉)の特典を例に挙げてご紹介します。
- 通常時基本手数料・配達手数料198円
- 赤ちゃん割引基本手数料・配達手数料0円※母子手帳交付後、1才の誕生日までが申込期間。登録後1年間無料。購入額にかかわらず適用。
- 子育て割引基本手数料・配達手数料 一部無料
妊婦さんか1歳未満の赤ちゃんがいるご家庭は1年間手数料無料。その後も小学校入学までは週3,000円購入すれば手数料無料となります。
かなり長く使える上、「1回の購入額3,000円」というのは生協・ネットスーパーの中でも、ひときわハードルが低いです。
2位 パルシステムの妊婦・ベビー特典割引制度
全国の生協に先駆けて個別宅配を始めたのがパルシステム。自社開発商品が多めです。加入者数168万人。
- 通常時パルシステム手数料194円
- キッズ特典パルシステム手数料一部無料
3位 東都生協の妊婦・ベビー特典割引制度
自社開発商品の取り扱いが多い東都生協。手数料は残念ながらゼロにはなりません。加入者数25万人。
- 通常時個配手数料 188円
- 免除制度個配手数料 94円※期間は産前~1歳未満(申請から2年間が限度)
4位 生活クラブ(都市生活)のプレママ・ママ特典
北海道から兵庫県までの21都道府県で利用可能な生協。加入者数40万人。
地域により異なる内容のプレママ・ママ特典があります。ただし、機関誌代などで300円/月程度の負担が発生し、これは免除されません。
- 通常時個配手数料 150円ただし、1回の配達で3,000円以上注文の場合個配手数料(150円)が免除に
- プレママ・ママ特典個配手数料 0円【東京・神奈川】妊娠中から子どもが7歳になる誕生月まで、注文金額にかかわらず個配手数料(150円)免除
【千葉】母子手帳交付後から小学校入学前まで注文金額にかかわら個配手数料(150円)免除
※生活クラブ生協 個別配送手数料と割引の内容
個配手数料が無料になる場合も、共済100円/月、機関紙100円/月、まち活動費100円程度/月で、合計300円/月程度の負担が発生します。また、定期的な出資金の増資が求められます。(>>詳しく)
どの生協を選ぶのがおトク?
私の第一子出産時は、パルシステムに手数料無料期間があったため、パルシステムを利用後、コープデリに乗り換えました。
しかし現在は、パルシステムは「週5,000円以上の利用」が無料の条件に。
5,000円というと、食材をすべて生協で調達するぐらいの量になるので、ちょっとハードルが高いです。
そのため、今、妊婦さんが生協に加入するなら、コープデリがおすすめです。
コープデリなら、1回3,000円以上(税別)の購入で手数料・配達手数料0円となります!
もちろん、生協ごとに取り扱う商品の傾向や価格は違います。私のざっくりしたイメージはこちら。
「無農薬・有機栽培」などにこだわりのある方は、独自の基準を設けた独自開発商品の多いパルシステム、東都生協、生活クラブ生協がおすすめです。
ただ、これらの生協では、大手食品メーカーの商品の取り扱いがほとんどなく、独自開発商品は割高だったりします。
私は無農薬などにはあまりこだわりがなく、ネットスーパー感覚で使いたいだけなので、コープデリを選びました。
コープデリは、1人分から頼める弁当宅配(配達料無料)があり、産後にとても助かりました。
とりあえず出産前に加入して、お試し利用しておいて、損はないと思います。
大切なのは出産前に加入・利用すること!
どの生協を選ぶとしても、一番大切なのは、出産前に利用してみることだと私は思います。
どの生協に加入するとしても、手続きには意外と時間がかかります。
25週までには資料請求して、出産前に加入しておくのがオススメです!
(私の失敗談はこちら→「生協に加入するなら25週以前に!」)
実際に利用してみると、生協ごとに商品の感じや品揃えはずいぶん違います。
お試し食品サンプルがもらえますし、妊娠後期になる前にぜひ資料請求だけでもぜひどうぞ。
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生協の宅配パルシステム(お試しサンプルあり)
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