出産後に備えて、せっせと料理を冷凍しておいたけどムダになってしまったお話です。
もくじ
正期産から冷凍品の調理開始
私は、里帰りなし出産に備え、正期産(37週)に入って以降、下ごしらえした野菜や、総菜の作り置きを始めました。
すぐ食べられたり、調理の助けになったりして、食事準備の時短に役立つかな?と思ったのです。
具体的にはこんなものを準備しました。
- ほうれん草・小松菜など
- ごぼうのきんぴら
- 切り干し大根
- 合いびき肉の塩味炒め
- 炒め玉ねぎ
- 青ネギの小口切り
- キーマカレー
- 筑前煮
これらは、妊娠以前から時々作り置きして冷凍しており、いつも「あってよかった~!」と思う食材でした。
自家製冷凍品よりは宅配弁当!
しかし出産後は、冷凍した惣菜はなかなか役に立ちませんでした。
だって、疲れ切ってフラフラなのに、冷凍庫から何か出して調理するのが面倒で仕方なかったんです。
冷凍した食品を食べるとすると、こういう手順になりますよね。
- STEP.1冷凍庫からキーマカレーと冷凍飯を出す
- STEP.2容器に移して電子レンジにかける
- STEP.3容器に移して電子レンジにかける
- STEP.4赤ちゃんを気にしつつ食べる
- STEP.5食器を洗い、片づける
出産前なら「キーマカレー作っておいて、料理の手間が省けてよかった♪」なんて思っていたのですが、産後はそうはいきません。
「今ならご飯が食べられる!」というのは、赤ちゃんの授乳が終わって、寝てくれている、ごくわずかな間。
やらなければいけない家事(洗濯機に濡れた洗濯ものが放置されている、など)もない時だけです。
電子レンジなんて、ほんの3分ほどのことなのですが、その間に赤ちゃんが泣くと食事を中断することになります。
ほうれん草なんて、解凍して醤油であえて・・・と考えると気が遠くなります。
私の場合は、毎日宅配されるコープデリの宅配弁当を注文していました。
宅配弁当なら、常温(冷蔵)で配達されるので、そのままでも食べられるし、容器ごと電子レンジに入れられます。格段に手間がかかりません。
空容器も、水をかけるだけでOK。
(私の頼んだコープデリのお弁当の場合です。使い捨て容器の宅配弁当もあります。)
結局こういう感想で、お弁当ばかり食べることになってしまいました。
管理人
宅配弁当は、主に介護向けということもあり、ちょっと量が少ないところが残念なのですが、空腹がおさまらないときのためにそのまま食べられる食品をストックしてありました。
そういうわけで、冷凍庫の食材は産後1か月頃、少し余裕が出てくるまで、手を付けませんでした。
- カロリーメイト
- コーンフレーク
- フルグラ
- 干し芋
- 乾パン
- クラッカー
どれも役に立ちました。災害用備蓄としても使えますので、気に入ったものを買い置きしておいて、賞味期限が切れないよう、ちょこちょこ食べるのが正解かなと思います。
むしろ邪魔だった
冷凍庫の大きいお宅であれば、自家製冷凍食品も「まあ、その後使えたんだから、いいじゃない」という話だと思うのですが、わが家で使っていたのは、109リットルの小さな冷蔵庫だったんです。
109リットルというのは、よく「一人暮らし用」と言って売ってるやつです。夫が独身時代に使っていたのをそのまま使っていたんですね。
だから、産後、生協を取り始めて、「けっこう良さそうな冷凍食品があるから頼みたいな」と何度か思ったのですが、冷凍庫に入りきらないので買えなかったのです。
妊娠・出産時の生協手数料特典比較~赤ちゃんがいると配送料無料も!ベビー特典~あのとき生協の冷凍チャーハンとか、冷凍弁当とかを頼めたら、ずいぶん楽だっただろうなあと思います。
あと、わんまいるの冷凍弁当は、味もよくて毎日食べられる献立でした。本当に失敗でした。
作りおきを冷凍するなら
大きな冷蔵庫に買い換えておけば、自家製の冷凍食品も役立ったのかな・・・と思いますが、その場合も、メニューには検討が必要です。
そのまま食べられるメニュー
「ゆでた青菜」など、食べるのにもうひと手間必要なメニューよりは、電子レンジで温めればそのまま食べられるメニューがおすすめです。
「筑前煮」「ハヤシライス」など、それだけでメイン料理になるものが特に便利でした。
肉・魚よりは野菜メニュー
また、肉・魚よりは野菜を取り入れたメニューがおすすめです。
というのも、肉・魚って、手軽に食べられる状態で市販されているものが多いんですよね。
たとえば・・・
- ちくわなどの練り物
- ソーセージ
- サラダチキン
- 魚肉ソーセージ
- サバ・サンマなどの缶詰
- レトルトのミートボール・ハンバーグ
どれも、コンビニやスーパーで簡単に手に入ると思いませんか?
それに比べると、野菜はすぐ食べられる状態の商品がなかなか見つかりません。
市販の冷凍野菜(ほうれん草、かぼちゃ)なんかもありますが、加熱して味付けしなければ食べられません。
レトルト・チルド食品のないメニュー
レトルト食品などで手に入りやすいメニューも、わざわざ作り置きする必要がないと感じました。
たとえば、セブンイレブンの「セブンプレミアム」シリーズのチルド総菜は、ひじきの煮物、ポテトサラダなど、定番の総菜をとりそろえています。
(画像はセブンプレミアムHPよりお借りしました。)
賞味期限は30日程度と長めなので買い置きも可能です。
通販のロハコや、セブンイレブンのお届けサービス「セブンミール」で届けてもらうこともできます。
「セブンプレミアムで買えるものは作り置きしない」という割り切りも必要かと思います。
私の場合は、ラタトゥイユ、キーマカレー(玉ねぎ・にんじん・セロリ入り)、筑前煮、豚角煮(大根入り)などが「あってよかった」と感じたメニューです。
産後は「やらなくてよいことはやらない」
里帰りなしでの産後についてブログを書いていると、こういう質問をよく受けます。
妊婦さん
できるかどうかと言えば、産後は「無理すればなんだってできる」状態です。
寝不足でフラフラで、赤ちゃんがいるのでまともに買い物にも行けませんが、動こうと思ったら動けてしまいます。
私は出産13日後に、なぜか夫のお弁当を作っていました。
あとから考えると、夫のお弁当なんてコンビニで買うこともできるんだし、頻回授乳で3時間もまとめて寝ていない私が作る必要は絶対にありません。
でも、つわりの辛さや、陣痛の辛さを経験したせいか、産後は判断が正常でなくなり、無駄に手間をかけた家事をしてしまう傾向がありました。
だからこそ、最低限の家事だけをやることにし、それ以外のことはやらないと決めるのが大切だと思います。
管理人
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