わんまいるの冷凍弁当「旬の手作りおかずセット・健幸ディナー」を試してみました。
産前産後向けのお弁当としてすごく良いと思いましたので、レポートします。
もくじ
わんまいるのおかずセット「健幸ディナー」ってどんなもの?
わんまいるのおかずセット「健幸ディナー」は、冷凍の宅急便で届く総菜セット。
国産食材100%と、合成着色料・保存料無添加が特徴です。
1品ずつビニールパックに入っており、湯せんで温めると1食分のおかずになるという商品です。
わんまいるのおかずセット「健幸ディナー」のお値段
わんまいるのおかずセット「健幸ディナー」は、5日分が1セット。税込3,980円+送料935円です。
「健幸ディナー」はどう届く?大きさは?【冷凍庫の画像も公開】
冷凍の宅急便で届きます。
26cm×18cm×14cmの箱で届きました。
箱の大きさこんな感じです。
中に入っているのは送り状。
そして、お料理はプチプチで梱包されたうえで・・・
大きなビニール袋に包まれています。
送り状の裏側はFAX注文用紙になっていました。
わんまいるはもともと、高齢者向けの総菜宅配としてスタートしたもの。
お年寄りにも発注しやすいよう工夫されているのですね。
5食分の献立表も。
献立表の裏面は「わんまいる堀田社長の献立メニュー紹介」となっています。
大きなビニール袋の中は1食ごとに小分けされていて・・・
1食分が分かりやすくなっています。
冷凍庫に収納してみました。
わが家の冷凍庫は、415リットルの一般的なファミリータイプ冷蔵庫なのですが、冷凍庫がこれぐらい埋まります。
今回注文したのは5日分×1セットなのですが、冷凍庫に入れることを考えると、5日分×3セットが限度かなと思いました。
他の冷凍食品を減らしてぎゅうぎゅう詰めに入れるなら5日分×4セットもギリギリ入るかなという大きさです。
「健幸ディナー」の包装
「健幸ディナー」のパッケージの様子です。
1食分はこのようにビニール袋にひとまとめになっています。
これが一食分。おかず3種。
中にはメニュー表が入っており、外から見て中身がすぐ分かります。
重さをはかってみたところ、1食だいたい320gぐらいでした。
ビニール袋から出してみました。
このように、おかず3種が厚手のビニール袋にパックされています。
こちらは、国産牛肉のすき焼き風セット。
おかずは三種類です。
今回のメニューはこちら。
- 国産牛肉のすき焼き風
- 白菜とうす揚げの煮物
- 大豆五目煮
純和風で体に良さそうなメニューですね!
メニューは管理栄養士さんの監修を受けており、カロリーや塩分量は献立表から確認できます。
このおかずは、320kcal、塩分2.7g。
他の献立も見てみたところ、1食231kcal~420kcalで、塩分1.9g~2.7gでした。
公式サイトのQAでは、「1食あたり平均 400kcal、塩分3.5g以下」と書かれていました。
「日本人の食事摂取基準2015年版」(厚生労働省)によると、食塩の摂取目標量は、「18歳以上女性で1日あたり7g未満」とされています。
わんまいるのおかずは、1食2g前後の塩分量ですので、3分の1以下ですね。
他にも、たんぱく質、脂質、炭水化物、食物繊維、糖質などの量も表示されています。
わんまいるの「健幸ディナー」を調理してみた
わんまいるの「健幸ディナー」を調理してみます。
湯せんで5分温めるようパッケージの裏に書いてあります。
(他のメニューも見てみたところ、たまに「流水解凍」と書いてある冷たいメニューもありました。)
湯せん・流水解凍どれも5分。
1人分でも、わりとたっぷりお湯が必要でした。1.5リットルほど使いました。
温めたあと、パッケージを開封するときには、切り込みがありますので、ハサミ不要です。
お皿に盛り付けました。こちらは国産牛肉のすき焼き風。
副菜の大豆の五目煮もけっこうボリュームがあります。
白菜と薄あげの煮物。パッケージを開いたときから、だしの良い香りがしていました。
だしの素じゃなく、ちゃんとかつおでとっただし汁なんだなあと思いました。
お湯を沸かしてお米を準備すれば、5分で主菜1品+副菜2品が準備できました!
わんまいるの健幸ディナーの味は美味しい?
わんまいるの健幸ディナーのお味ですが、すごく美味しかったです!
家庭の味そのもの。
私が作るよりだしがきいていて、薄味なのでむしろ見習いたいほどです。
元帝国ホテルのシェフや元辻調理師学校料理講師などとも契約し、調理指導を受けているそうです。
豆腐など、冷凍に向かないはずの食材も使っているのですが、パサパサになったりはしていません。
わんまいるのサイトに「日経DUAL(デュアル)食材・宅食ランキング「品質と味」で1位に選ばれました!」とありますが、本当にその通りだと思います。
原材料を見てみると、着色料・保存料などの添加物は入っていません。
わんまいるは、関西を中心とした国産の野菜を提携農園から仕入れ、肉・魚も含めた主原料は、国産にこだわっているそうです。
献立メニュー紹介にも肉・魚の産地などが書いてあります。
たとえばこんな内容。
ここまで丁寧に産地を表示しているお弁当ってみたことありませんよね。
この品質で1食737円というのは良心的だと思います!
「健幸ディナー」を作るファミリーネットーワークシステムズってどんな会社?
わんまいるの健幸ディナーを製造販売する、「株式会社ファミリーネットーワークシステムズ」ってどんな会社なのでしょう?
公式サイトから情報を集めてみました。
本社:大阪市北区太融寺町8-8日進ビル5F
1988年(昭和63年) | お酒・お米の宅配専門店からスタート |
2005年(平成17年) | 高齢者向けに「わんまいる」というブランドでの総菜宅配事業を開始 |
2013年(平成25年) | 現在の「健幸ディナー」の形で、ヤマト運輸の宅急便で全国に冷凍総菜を宅配する事業を開始 |
社名だけ聞いてIT企業かと思ったのですが、もとは酒屋さんだったということですね。
たしかに数十年前、私の祖父母の家にもサザエさんの家のように酒屋さんが御用聞きに来てました。
それが時代に合わせて変化したのがわんまいるの冷凍総菜ということなのでしょう。
わんまいるを運営する株式会社ファミリーネットワークシステムズは、買物弱者対策、地産地消、食品ロスの防止、農業、漁業の振興での実績により、経済産業省サイトでの紹介も受けています。
出典:経済産業省「買物弱者応援マニュアル ver3.0」(p9-10)
現在、わんまいるの冷凍総菜は、自社で仕入れた食材を利用し、加工は有名ホテルに卸している加工業者に委託するなどして、年々製造・販売量を増やしている様子です。
三越オンラインショップなどデパートの通販でもわんまいるの冷凍総菜が取り扱われるようになっています。
※三越オンラインショップの<わんまいる>は総菜単品の販売で、おかずセット「健幸ディナー」の販売はありません。
自分の口に入る食品ということもあり、どんな会社が作っているのか心配な面もあったのですが、これなら信頼できると思いました。
わんまいるの「健幸ディナー」が妊産婦さんにおすすめな理由まとめ
手軽に調理できる
わんまいるの「健幸ディナー」は、冷凍庫に入れておけば、必要な時に必要な分だけ利用できて手軽です。
湯せんで解凍するだけですので、料理できないご家族でも準備できます。
「料理はできないけど温めるだけならやるよ」という旦那さまのいるご家庭なら、この商品はぴったりかもしれません。
(うちの夫はそれすらやらなかったのですが・・・)
小分けされている
冷凍のお弁当といえば、プラスチックのお弁当箱に詰められて一気に電子レンジで加熱するものが多い中、わんまいるの「健幸ディナー」は小分けされています。
つわりで食欲がない時や、上のお子さんに取り分けたいというようなときに、一品ごとに利用できてとても便利です。
と思われるかもしれませんが、びっくりするような味付けのものは元々入っておらず、何食か食べると、パッケージを見ただけでだいたい味の想像はつくようになります。
国産食材にこだわっている
野菜・肉・魚などの主要食材は国産にこだわっています。
和食中心のほっとする味付け
わんまいるの「健幸ディナー」は和食中心です。
酢豚などの中華や、シチュー、ソテーなどの洋食はちょこちょこ出ますが、唐辛子やコショウでとても辛い味付けの総菜や、メニュー名から味が想像できないようなエスニック料理は出会ったことがありません。
産後の体が弱っているときにはこんなほっとする家庭の味がありがたかったです。
また、上の子に取り分けて食べさせたいと思ったとき、辛い料理が入っていないのは助かります。
賞味期限が長い
わんまいるの「健幸ディナー」は、冷凍なので賞味期限は5か月後!
宅配弁当といえば冷蔵で賞味期限1日のものが多い中、冷凍のお弁当はいざというときのためストックしておくと安心できます。
出産以降もちょこちょこ頼んでいますが、わんまいるの総菜が冷凍庫にあるときの安心感!
いざとなったら湯せんするだけで食事が出せると思うだけで心の余裕ができます。
おすすめの冷蔵のお弁当につき詳しくはこちら。
>>「コープデリの夕食宅配・舞菜弁当(冷蔵)を試しました~産後の宅配弁当~
管理栄養士監修で薄味
わんまいるの「健幸ディナー」は、管理栄養士さんがメニューを監修しています。
どのメニューも和食を中心とした薄味。カロリーや塩分量などの栄養表示がされています。
体重や血圧を管理するため食事指導を受けている妊婦さんも、健幸ディナーを使うと食事管理がしやすくなると思います。
注文後すぐ届く
「健幸ディナー」は注文後、最短3日で届きます。
茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知
月曜~水曜の注文で最短3日後のお届け
木曜~日曜の注文で最短4日後のお届け
北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄・その他離島
月曜~水曜の注文で最短4日後のお届け
木曜~日曜の注文で最短5日後のお届け
生協やオイシックスなどの食材宅配・お弁当宅配は、登録した翌週からしか注文できず、おおむね2週間後のスタートとなるのに対して、わんまいるはすぐ届くのがメリットといえますね。
産後向け宅配弁当屋さんランキング【20社を食べくらべました】わんまいるの「健幸ディナー」の残念な点
わんまいるの「健幸ディナー」はすごく良い商品だと思うのですが、実際に利用する場面を想像すると使いづらいと感じる部分もありました。
湯せんが必要
まず残念だったのが、湯せんでしか調理できない点。
鍋でお湯を沸かして盛り付けて・・・とやっていると、準備に20分程度かかってしまいます。
湯沸かしポットを持っていたとしても、食べ始めるまでにやはり10分はかかると思います。
電気ポットは母乳育児でも必須!調乳ポットの代用品に【出産準備品じゃないけど産後役立ったグッズ】息子が新生児のときは、授乳から授乳までの間隔は約2時間でした。
この2時間の間に洗濯ものを干したり、掃除をしたりしつつ食事をすることになります。
食事準備に20分かかると、途中で泣かれて食べられません。
それなら、冷蔵で届く生協の宅配弁当のほうが
チンするだけでラクかも・・・と思ってしまいました。
ただ、1日3食すべて冷蔵のお弁当というのは現実的ではありませんので、私の場合はお昼は生協の冷蔵弁当、夜はわんまいるの冷凍弁当など、使い分けていました。
湯せんでラベルシールがはがれる
本当に細かいことで申し訳ありませんが、湯せんしているときラベルシールが鍋底についていると、はがれて貼りついてしまいます。
パッケージのラベルシールのない側が鍋底につくようにすればいいだけなんですけどね・・・。
冷凍庫で場所をとってしまう
また、冷凍庫内で場所をそこそこ取ってしまうのも残念な点でした。
3セット程度が買い置きの限度だと思います。
私が第一子出産当時使っていた一人暮らし用冷蔵庫では、冷凍庫に1セット(5食)入れると満杯でした。
なお、小さすぎる冷蔵庫をお使いの方は、冷蔵庫に関してはぜひ出産前に買い替えられたほうがよいです。
生後5か月をすぎて離乳食を作るようになると、さすがに大きい冷蔵庫が欲しくなります。失敗した私からのアドバイスです!
大きい冷蔵庫への買い替え~出産前にやればよかったこと~お米の準備が必要
わんまいるの「健幸ディナー」はおかず3品のセットですので、お米は別途準備することになります。
これは多少面倒かもしれません。
出産後は授乳のためにお腹が減りました。
私は普通の宅配弁当についてくるお米ではとても足りず、炊飯器でお米を炊いてプラスしていましたので、いずれにしてもお米を炊くのに違いはないのですが・・・。
食器が必要
食器が必要なのも、産後の利用を考えるとマイナスの評価です。
わんまいるとしては、
- 冷たい総菜もあるので一律電子レンジ調理できないこと
- 自宅の食器に盛り付けて豊かな気持ちで食事を楽しんでほしいこと
が、食器に移し替える形にしている理由のようです。
ですが、産後赤ちゃんの世話で疲れきっている状況を考えると、
管理人
というのが本音。
食器洗浄機を導入するか、使い捨てのプラカップなどを準備されるようお勧めします。
私が利用していたプラカップはこちらです。
|
食洗機についてはこちらの記事もよろしければどうぞ。
>>「食洗機購入・・・出産前に買えばよかった!【食器洗浄機の選び方】」
まとめ買いしないとちょっと高い
最後に購入のネックとなるのがお値段。
1セット(5日分)で4,815円(=3,686円×税+送料935円)です。
1食963円となりますので、ちょっと負担が重いでしょうか。
(※北海道、沖縄県への送料は税込2,145円ですので、1食1,225円となります。)
まあ、実際に里帰りなしでの産後を経験した私としては、産後は金額の上限を決めて「自分を楽にするためにお金を使う」と割り切るのが正解なのかなと感じています。
無理すれば無理できてしまいますが、お金さえかければたいていのことは省力化できますので・・・。
>>「里帰りなしの出産で産後にかけたお金~産後ケア・産後ヘルパー・宅配弁当~」
わんまいるに関しては、実際に使ってみると、「それだけの価値はある!」と感じるのですが・・・。
そこでおススメなのが、「健幸ディナー」の初めての方限定お試しセット
税込3,480円+送料935円!
初回限定のこの価格なら・・・
- 2食分まとめて注文すれば、1食789.5円
- 3食分まとめて注文すれば、1食758円
定価で「健幸ディナー」を買っている私からすると、羨ましいお値段です。
コンビニのお弁当と比較するとこれでも高いと思われるかもしれませんが、わんまいるのおかずセットは国産原料です。
国産にこだわると、これぐらいが適正価格かなーと個人的には思いますね。
妊娠37週目ぐらいに、「健幸ディナー」のお試しセットを2~3セットまとめて購入し、その後必要に応じて買い足していくというのが賢い利用方法かと思います。
わんまいるのおかずセット初回限定はこちらから申し込めます
わんまいるのおかずセット「健幸ディナー」初回限定3,480円(税込)
つわりの妊婦さん、離乳期のお子さん・幼児食にも
わんまいるの冷凍のお弁当「健幸ディナー」は、私は産後に利用したのですが、つわりのときや、離乳期のお子さんのいる妊産婦さんにはすごく役立つと思いました。
つわりのときって、体がつらくて買い物にいくのも大変ですよね。
味覚もころころ変わるので、食べられそうだと思うものも日ごとに違いました。
わんまいるの冷凍総菜が冷凍庫に入っていれば、その日の味覚に合うものだけをピックアップして食べることができたのになあと思います。
また、第二子以降の出産で、上のお子さんが離乳期~幼児食の場合は、お子さんの食事準備に役立つと思います。
私の場合、第二子を妊娠してつわりが最高潮だった時期には上の子は1才9か月。
ちょうど離乳食から幼児食への移行期だったので、コンビニ弁当では食べさせられるメニューもほとんどなく、本当に困りました。
やむをえず和光堂などのレトルト離乳食・幼児食を食べさせました。
でも、本当はもう少しステップアップしたものを食べていたので、わんまいるの健幸ディナーならちょうどよかったのになあと思います。
わんまいるのおかずセット「健幸ディナー」の総合評価
わんまいるの冷凍おかずセット「健幸ディナー」は、国産にこだわった薄味で、産後の食事の理想だと思います。
価格面でのハードルが高いですが、まずは初回限定のお試しセットを購入しておき、必要に応じて追加注文するというのがよいと思いました。
公式サイトと楽天市場どちらがお得?
わんまいるのおかずセットは、わんまいるの公式通販以外に、わんまいる楽天市場店と、yahooショッピングのわんまいるショップでも購入することができます。
どこで買うのがお得でしょうか?
公式通販サイトでは1%のポイントしかもらえないのに対し、楽天やYahooなら5%以上のポイントがもらえる日もありますので、そちらのほうが得に思えます。
ただ、注意したいのが発注できる数の違い!
楽天市場とYahooショッピングでは、初回限定おためしセットが1家族当たり1セットしか注文できません!
公式通販サイトでは「最大3セット」となっています。
また、公式通販サイトでは、お試しセットを注文すると、次回注文に使える300ポイントがもらえます。
楽天/Yahooで1セット購入しと5%のポイントをもらった場合と、公式サイトで2セット購入した場合を比較してみました。
1食あたり848円
1食あたり753円
1食あたりの金額にすると、848円と753円となり、大きな違いが生まれます。
現実には、旦那さんの分とあわせて2食必要だと思いますので、最初はおためしセット2セット(または予備も含め3セット)を公式サイトで注文するのが圧倒的にお得だと思いました。
そして、2回目に注文することになったら、定期便1週間ごとまたは定期便2週間ごとを注文し、ポイントを消化します。
定期便は、電話やメールで連絡することで、1回限りで止めることもできます。
公式ショップのメルマガは割引メリットあり!
公式ショップで会員登録しておくと、季節が変わるときに在庫一掃セールで50%オフの案内がよく届きます。
単品の総菜がこんな割引率のときも↓
単品の総菜も、健幸ディナーの注文と同梱してもらえるのでお得ですよ♪
また、健幸ディナーの購入で同額のポイントが付与される(実質1回無料)キャンペーンもときどき見かけます。
わんまいる利用の場合、初回はぜひ公式通販からどうぞ。
コメントを残す