私は緊急帝王切開で出産したため、想定外の物が必要になり、入院中はかなり困りました。
ご参考になればと思い、メモしておきます。
タオル・ガーゼ
5泊6日の普通分娩のはずが、想定外の8泊9日に!
タオルやガーゼも5泊を前提に荷造りしており、あまりたくさん持ってきていませんでした。
夫に頼もうかと思いましたが、忙しい中、面会時間にあわせて仕事場から直行直帰でギリギリお見舞いにきてくれる状態ということもあり、申し訳なくて頼めませんでした。
だんだん汚れて匂いがしてくるタオルたち。洗濯機もない、洗濯用洗剤もない・・・。
周りは毎日のように両親や夫が見舞いに来る産婦さんばかりで、「私だけ誰も助けてくれる人がいない・・・」と少々危険な心理状態に。
でも、赤ちゃんに使うガーゼがあまりに不衛生だと困ります。
ある日、意を決して熱湯消毒しました。
看護師さんが来ない時間をみはからってスタート。
入院中の病室は、母子同室だったため、調乳用に電気ポットが置かれていました。まず、これに満タンにお湯をわかしました。
そして、病室内の洗面台(これは、手持ちのガーゼのうち1枚を雑巾にするつもりで、備えつけのハンドソープを使ってきれいに拭き掃除しておきました)の栓をとじて、洗いたいタオルを入れ、熱湯をドバっとかけました。
しばらく漬けて置いて、手で絞って、タオルかけで乾かしたところ、匂いも消え、快適に使えるようになりました。
途中、「東京のど真ん中で、私だけ野戦病院みたいなことやってる・・・」と一人で苦笑し、やや気分が楽になりました。
あとから考えると、看護師さんにお願いすればタオルのレンタル(有料)があったかもしれません。
でも、タオルは何かと使えますし、カバンにスキマがあれば、どんどん入れておけばいいと思いました。
ペーパータオル
手を洗ったときに拭くためのペーパータオル。
タオルが足りなかったこととも関連しますが、入院中の手拭きはペーパータオルにすると、最初から決めてしまえばよかったです。
布のタオルを繰り返し使うよりも、使い捨てのペーパータオルのほうが衛生的なのは当然。看護師さんたちはペーパータオルを当たり前のように使っていますよね。
病院によっては、各病室にペーパータオルを設置してくれる場合もあるようですが、私の入院した産婦人科にはありませんでした。
2箱分ぐらい持っていけばよかったなあと思っています。
マタニティパジャマ
私の出産した産婦人科では、授乳口付パジャマは、病院で借りられることになっていました。
(お産費用にパジャマレンタルまで含まれていることが、病院選びのポイントでもありました。)
でも帝王切開のあと、看護師さんから
看護師さん
と言われてしまいました。
帝王切開でこんなふうに扱いが違ってくるなんて、思いもしませんでした。
夫に持ってきてもらおうにも、私はマタニティパジャマを分かる場所に収納していませんでした。
結果、入院中1枚400円もするのパジャマをレンタルすることに・・・。
4回着替えたら、新品が1着買えそうなお値段です。
せめて3枚は買っておき、夫に分かる場所に置いておけばよかったと思いました。
ゆったりしたマタニティショーツ
マタニティショーツはいろんな形がありますが、帝王切開向けなのは、へそ上まであるタイプ。
ローライズのマタニティショーツも持っていましたが、ゴム部分が帝王切開の傷口を直撃するので履けませんでした。
私の場合、帝王切開の手術痕は、へそ下11センチぐらいの場所で、横に15センチほど切りました。
ウィダーインゼリー
帝王切開手術後、水しか飲めない時期に空腹で困りました。
でも、ガスが出ないと、お粥も出してもらえないんですよね。
看護師さん
と看護師さんに言われました。
ウィダーインゼリー(現在は「inゼリー」と名前が変わっていますね)は胃に残らない成分なので、OKだという説明でした。
これは夫に買ってきてもらいました。
手術痕保護シート
手術の傷跡を早く治すためのばんそうこうのようなもの。
「ステリストリップ」というのと、「エフシート」というのがあります。
私が入院した産院では、手術直後には「ステリストリップ」で傷口を保護してありました。
シャワーを浴びるうち、とれてきてしまったのですが、「貼っておくほうが理想的だけど、はがれてしまったなら仕方ない」と看護師さんの答え。
もう一度貼ってほしかったのですが、手術後以外は病院では貼ることができないらしく、「このテープは自分でも買えるので」とだけ言われました。
あまり気にせずはがしてしまったのですが、結果としては、その後、手術痕がケロイドになりました。
もともとケロイドになりやすい体質だったのかもしれませんが、テープを準備しておけばよかったのかなあと思いました。
「エフシート」は、さらにお高いということもあり、効果あったのではないかなあと想像しています。
健康保険の限度額適用認定証
健康保険組合から発行される、限度額適用認定証。
これがあると、病院窓口での支払いを抑えることができます。
健康保険を使わない自然分娩の場合は出番がありませんが、帝王切開の場合には役立つ可能性があります。
限度額適用認定証につき、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
関連記事のIDを正しく入力してくださいお見舞いはライフラインです
旦那さんや親が何度も通ってくれて、買い物も頼めるなら、持ち物は万全でなくても全然困らないと思います。
でも、私の場合はそうではなかったので、もうちょっと考えて準備しておけばよかった…と入院中反省したり、へこんだり。
これからご出産の方は、「帝王切開になったら、追加で必要な持ち物はあるか」を、産院に軽く質問しておかれるのがオススメです。
入院のときの私の持ち物はこちらにまとめています。
関連記事のIDを正しく入力してくださいそのほか、やっておいてよかった出産準備についてはこちら。
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