学資保険加入を検討されている妊婦さんは、年末に向け、早めに加入するのがオススメというお話です。
学資保険って、選ぶのが難しいし、ついつい後回しにしてしまいますよね。
私の場合、学資保険について調べまくり、15w頃から検討を始め、28wに申し込みをしました。
実は、学資保険って、妊娠5か月頃から加入が可能。しかも、加入は早ければ早いほどお得なんです。その理由をまとめました。
理由1:誕生日を超えると利回りが下がる!
学資保険は生命保険の一種なので、年齢が高くなればなるほど、戻り率(返戻率へんれいりつ)が低くなります。
死亡のリスクが高くなるからですね。
現在販売中の多くの学資保険をざっと見ると、0.1~0.2%ほどですが若い方が利回りがよいようです。
わずかな金額ですが、誕生日までに加入するだけで利回りが良くなるなら、その方がいいですよね。
(私の加入したソニー生命では、正確には、「誕生月の1日まで」だそう。保険会社により規定が異なるようです。)
出産前でも学資保険には加入できますし、その「契約手続をした日の年齢」が保険料に反映されます。
(出産時には31歳だとしても、加入時に30歳だったとすれば、30歳の返戻率が適用されるということです。)
出産前後に自分(旦那さん)の誕生日があって、学資保険にいつ入ろうかと考えている方は、とりあえず、誕生日までに手続きするのがお得です!
理由2:満期の時期に注意!
早めの学資保険契約が必要な二つ目の理由は「満期の時期」!
学資保険というのは、毎月数万円を積み立てていくと、満期(大学入学時)に数百万が支払われるという保険です。
パンフレットには、「大学入学時」にお金が支払われる・・・と書いてあると思いますが、正確には、「加入した18年後(17年後)の同じ日」である保険がほとんど。
日本生命では「契約した翌月の1日」、私の加入したソニー生命では「加入した日」と言われました。
(私の加入したソニー生命学資保険の画像です。)
大学の入学金は、高校3年の2~3月に支払うことが多いですね。
AO入試、推薦入試の場合は高校3年の10月~11月頃となります。
もし、3月が満期の学資保険を契約していて、満期金受け取りの前に入学金・初年度授業料100万円を支払うことになったら、どうしますか?
初年度納入金はの目安はこちらです。
- 国公立大学の場合:85万円程度
- 私立大学文系の場合:120万円程度
- 私立大学理系の場合:170万円程度
高校3年の10月~1月に学資保険を受け取るためには、秋にはFPさんに相談を始め、12月までには加入手続をするのがよいと思います。
3月を過ぎてしまうと、FPさんによっては「入学金支払に間に合わないので、1年短い学資保険にしましょう」とおっしゃるかもしれません。
1年短いと、その分利率が下がってしまい、せっかく加入するのにもったいないです。
理由その3:保険に入ると税金が減る!
早めの学資保険加入が大切な三つ目の理由は「税金の節約になるから」です。
(これは、まだ生命保険に入ってないご家庭にのみ関係があります。)
「生命保険料控除」って聞いたことありませんか?
生命保険料控除というのは、生命保険料を支払った人(保険料負担者)が、年4万円を上限とした金額を、所得から差し引いてもらえる制度です。
その分、税金(所得税・住民税)が毎年、数千円~数万円安くなります。
税金というのは、その人の「収入」(=税込収入、額面給与)から、一定の金額を差し引いた「所得」(課税所得)に対してかかってきます。
学資保険(生命保険の一つ)をかけると、「生命保険料控除」として、税金を安くしてもらえるのですね。
一般的な子育て世代の年収(所得税率5%~20%、住民税率10%)であれば、減税される総額は、6,000円~12,000円程度。
保険料を支払っている限り毎年、税金が安くなります。
- 0歳時点で学資保険に加入し、17年間生命保険料控除を受ける
- 出産前に学資保険に加入し、18年間生命保険料控除を受ける
どちらがお得でしょう? 当然出産前ですよね!
学資保険は、出産前でも加入することができます。
12月末までに加入すれば、その年から生命保険料控除が受けられますので、年内の加入がおすすめです。
なお、その年の生命保険料控除を受ける場合、10月~11月に各職場で行われる「年末調整」のときに、書類が提出できるとスムーズです。
※間に合わなかったら、確定申告での手続きも可能です。
FPさんへの相談が必須!
というわけで、学資保険をお考えのご家庭では、どうぞ早めに加入なさってください。
学資保険については、信頼できるFPさんを見つけて、現在加入中の保険や、貯金の状況なども相談しつつ、じっくり選ばれるのがおすすめです。
こちらの記事も参考に、ぜひ納得いく保険選びをしてください。
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